自律神経失調症には4つのタイプがある。自分のタイプを知って早く回復しましょう!

自律神経失調症にみられる4つのタイプ
みなさんこんにちは!GWはいかがお過ごしですか?
川崎市の自律神経専門治療院、二子新地院です。
今回は、4月5月と気候の変動で乱れやすい、自律神経失調症の種類についてです。
急に暖かくなってきたと思ったら、雨や、朝晩の冷え込みで体がびっくりしてしまいます。
特に、昔から春先の環境の変化で有名な言葉は5月病ですが、環境の中には、進学や就職、部署異動、転職などの変化だけでなく、気候や気圧の変化も含まれてきます。
このような変化が敏感に反応するのが「自律神経」です。
自律神経は、急に暖かくなるのも寒くなるのも良くない反応を示しやすい傾向にあります。特に暖かくなる時が神経が働かなくなり、さまざまな体調不良を引き起こしてしまいます。いわゆる自律神経失調症です。
そして、この自律神経失調症には大きくわけると以下の4つのタイプがあります。
- 本態性自律神経失調症
- 神経症型自律神経失調症
- 心身症型自律神経失調症
- 抑うつ型自律神経失調症
それでは、4つの特徴をご紹介します。
本態性自律神経失調症
ストレスに弱い体質、生まれつき持っている体質に原因があります。自律神経の調節機能が乱れやすい体質のタイプです。
虚弱体質の人や、低血圧の人、発達障害に多く見られます。病院で検査をしても特に異常が見つかりません。日常生活のストレスもあまり関係しません。
本態性型は、体質そのものに原因があります。体質改善をするためは、鍼灸治療しながら、食事、睡眠、運動、休息などの生活習慣を見直していく必要があります。
神経症型自律神経失調症
ストレスに弱い性格、心理的な影響が強いタイプです。
自分の体調の変化に非常に敏感で、少しの精神的ストレスでも体調をくずしてしまいます。
感受性が過敏なため、精神状態に左右されやすいタイプです。感情の変化が体に症状として現れます。
心身症型自律神経失調症
日常生活のストレスが原因です。心と体の両面に症状があらわれます。自律神経失調症の中で、もっとも多いタイプです。几帳面で責任感があり、努力家のまじめな性格の人がなりやすいです。
抑うつ型自律神経失調症
心身症型自律神経失調症がさらに進行した重度のタイプになります。
やる気が起きない、気分がどんより沈んでいる、といった「うつ症状」が見られます。
肉体的にも、頭痛、微熱、だるさ、食欲がない、不眠などの症状があらわれます。身体の症状の陰に精神的なうつも隠れていますが、病院では、身体症状を改善するための鎮痛剤、精神安定剤など対症療法しか受けられず、長い間、不快な症状に苦しむ人が多いようです。
几帳面な性格や、完全主義のタイプが陥りやすいです。
乱れた自律神経を整えるには
以上、ご紹介したように4つの自律神経失調症のタイプがありましたが、どのタイプにも共通することは、症状が軽くても早めに治療しなければならないということです。
そして、治療して整えることもできます。一般的に、薬では、自律神経を整えるというよりは抑え込んで症状を出にくくすることがほとんどです。

一方、当院でおこなっている自律神経専門の治療では、どのタイプでもそれぞれ治療法があり、薬のように症状を抑えるのではなく、自分自身で治す手助けができます。薬では、症状を抑えることで、自分では治せなくなる傾向にあります。一度症状が落ち着いたとしても再発しやすい、再発を繰り返すうちに悪化していくこともあるので注意が必要です。
自律神経専門治療では、鍼灸治療をメインにおこないたいですが、患者さんのご希望によって考えます。治療方法は違えど、治療の目的と効果は、
- 自覚症状を治す
- 乱れた自律神経の働きを整える
- 乱れやすい自律神経の働きを強くする
- 脳からストレスに強くなるホルモンを放出させる
などたくさんの効果があります。症状、原因は患者さん一人ひとり違いますので、患者さんに合わせた治療プランを組み立て、最速で楽になるよう治療していきます。
- 朝目覚めが悪い
- よく頭痛がする
- お腹が痛くなる
- 微熱が続く
- 体がだるい
など、なんの病気加よくわからない時、つらい時はお気軽にご相談ください。